The Embedded Rust Book翻訳の気づきメモ②

Getting started/QEMUページの翻訳が完了しました。下記から見ることができます。

導入 - The Embedded Rust Book

お仕事でもRustをやりたいな、と考えて、組込みでRustを広めるために翻訳を行っています。 翻訳を進める中で、技術的にも英語的にも、学びがあるので、それを綴っていきます。

フィードバックやコントリビューションをお待ちしております。

github.com

To Do

  • CI構築
  • 協力者/レビュワーの募集

英語

embeddedは組込みと訳しています

直接英語と関係ないのですが、embeddedの日本語訳は、組込みにしています。 組み込みなのか、組込なのか、組込みなのか、正直よくわかりません。

ただ、IPAのウェブサイト表記を見ると、組込みが多いようです。

www.ipa.go.jp

ということで、翻訳の中では、組込みを使うようにしています。

割込みも、割込み、と表記することにしています。 個人的には、割り込み、な気がしますが、組込みの表記に合わせると、割込みの方が統一感がある気がします。 後、適当に手元にあったLinuxのブートプロセスをみる、を見ても、割込みベクタテーブルといった表記であったので、良いかな、と思っています。

Rust

特にありませんでした。

その他

sizeコマンド

普段、binutilssizeコマンドは使わないのですが、デバッグ情報を抜いたバイナリサイズを表示してくれるようです。へー!。

size command man page - binutils | ManKier

GitHub pagesの整備

Webページとしてちゃんと見えるにしたいです。

qiita.com

GitHub pagesは、プロジェクト用のページは、gh-pagesというブランチを作るだけで良いみたいです。

とりあえず、手元のドキュメントをmdbookで整形して、表示してみるところから始めます。

mdbookをインストールします。

$ curl -LSfs https://japaric.github.io/trust/install.sh | \
        sh -s -- --git rust-lang-nursery/mdbook --tag "v0.2.1"
install.sh: GitHub repository: https://github.com/rust-lang-nursery/mdbook
install.sh: Crate: mdbook
install.sh: Tag: v0.2.1
install.sh: Target: x86_64-unknown-linux-gnu
install.sh: Installing to: /home/tomoyuki/.cargo/bin

レポジトリのトップでmdbook buildを実行します。

$ mdbook build
2019-01-06 14:19:05 [INFO] (mdbook::book): Book building has started
2019-01-06 14:19:05 [INFO] (mdbook::book): Running the html backend

f:id:tomo-wait-for-it-yuki:20190106142235p:plain
mdbook生成結果

きれいにページができました。

後は、gh-pagesブランチにpushすれば、とりあえず見られそうです。

とりあえず手動でpushしてみます。

導入 - The Embedded Rust Book

無事?見られようになりました。

後は、CIの設定をしたいですね。