KiCadで基板を作ってみよう①〜基板を描くまで〜

はじめに

技術書典で入手した基板を作ってみよう 技術書典6特装版 -KiCad 5による基板作成-を参考に基板を作ってみます。 書籍内で詳細が記述されていない部分 (インストール方法など)のみ、メモとして記載します。

techbookfest.org

私は、電子回路(LSI)設計は経験がありますが、基板設計は未経験で、電気回路は素人です。

KiCadインストール

ダウンロードページからUbuntuのリリースビルドバイナリを入手します。 aptによるインストール方法が書いてあるため、手順に従います。

sudo add-apt-repository --yes ppa:js-reynaud/kicad-5.1
sudo apt update
sudo apt install --install-suggests kicad
sudo apt install kicad

中々回線が細くて、時間がかかります。

起動

適当にディレクトリを作成し、KiCadを起動します。

# working directory
kicad

f:id:tomo-wait-for-it-yuki:20190427154650p:plain
kicad

circuit-testerというプロジェクトを作成し、作業を進めて行きます。

回路図

Eeschemaを起動して、回路図を書いていきます。

f:id:tomo-wait-for-it-yuki:20190427195256p:plain
schematic

操作に慣れないながらも、なんとか回路図を作っていきます。 回路の意味を完全に理解できているわけではないのですが、とにかくやってみるの精神です。

フットプリントと対応付け

おぉ、これは大変です…。 ちょっと自分で経験積まないと、実装側で対応、とかそういった応用ができなさそうです。

基板を描こう

トランジスタの物理レイアウト設計したいた頃を思い出します。 こういう配線は、パズル要素があって面白いですね。

今回は、書籍の配線を真似して、サクっと仕上げて終了です。

f:id:tomo-wait-for-it-yuki:20190427212009p:plain
pcb

区切りが良いので、発注は別途やります。