読了「UEFI読本 基礎編 Linux編」「Ryzen SEGV Battle」
EFI stubでLinuxを起動するシーケンスを、ソースコードレベルで解説してくれている本です。 何も知らない人がこの本を手に取ることはないでしょうが、何らかのOSのブートシーケンスをある程度理解している必要があるかと思います。 最近、UEFIブートを前提としたhypervisorやkernelを読む機会がありまして、そのシーケンスを解説してくれている本書は非常にありがたいものでした。 モダンなOSを読みたい、書きたい方には価値が高い1冊ではないでしょうか。 まだ完全に理解できたわけではないので、実際のコードを追いながら、もう一度読んでみようと思います。
エンジニアがトラブルシューティングするときに、どのような手順で解決を図るか、をストーリー仕立てで書かれています。 自身で一つずつ可能性を潰しながら、OSSコミュニティから情報収集したり、連携して解析を進めて行く様子がテンポよく描かれています。 手を尽くした後に、エスカレーション、という選択肢を検討できる、ということも重要だと思います。
